2021年7月10日土曜日

Kenwood TS-440S PLLアンロック修理

22MHz以上がPLLアンロックで送受信できない状態

海外の記事からD44のバリキャップ(ITT310TE)が怪しいと睨みました。一気に修理を完了させたいので、Q21周りのデバイスをひととおり用意しました。

2SC2668Y, MA858は秋月で同等品を購入。ITT310TEは、海外ではNTE614, BB139で代替した例がありましたが、私は鈴商から同等と思われるものを取り寄せました。

面倒でしたのですべて交換したところ、一発で22MHz以上でもPLLロックするようになり、無事に全周波数で受信できるようになりました。また、27.005MHzでトラッカーCBも受信できました。 

元のパーツの状態をチェックしたところ、2SC2669Y, MA858は正常で当初のヨミどおりITT310TEの不良でした。今日はここまで。調整は明日にします。

→ ITT310TE不良ではない可能性があります。Kenwood TS-440S ハイバンド出力不足

2 件のコメント:

  1. こんにちは、私も22MHZ以上のPLLアンロックの440Sをこれから修理しようとしているので大変興味深く記事を読ませていただきました。可能であれば、秋月で購入されたMA858同等品と鈴商で購入されたITT310TE同等品の型番をご教示いただければ助かります。

    返信削除
    返信
    1. Takさん、こんにちは。遅くなりました。
      すでに対応されているかもしれませんが、まずはボンド剥がしですね。そのうえでまだPLLアンロックでしたら、以下を参考にしてみてください。
      MA858:1SS277に交換しましたが、高周波スイッチ用ダイオードならいけると思います。
      ITT310TE:MA326に交換しています。これは代替品とは言い難いようで、サービスマニュアルの指示電圧ギリギリとなりました。
      https://ceilingunlimited2.blogspot.com/2023/05/ts-440s-pll.html

      頑張ってください。

      削除

ナイフをひねれば/アンソニー・ホロヴィッツ著/山田蘭訳/創元推理文庫~積読消化

ナイフをひねれば/アンソニー・ホロヴィッツ著/山田蘭訳/創元推理文庫 ホーソーン&ホロヴィッツ シリーズ4作目。アンソニー・ホロヴィッツは好きな作家。今回もよくできた作品でした。 『・・・だが、物語というのは、そもそも共有するものだろう。そのために物語が存在している。と言ったって...