2024年5月18日土曜日

ナイフをひねれば/アンソニー・ホロヴィッツ著/山田蘭訳/創元推理文庫~積読消化

ナイフをひねれば/アンソニー・ホロヴィッツ著/山田蘭訳/創元推理文庫

ホーソーン&ホロヴィッツ シリーズ4作目。アンソニー・ホロヴィッツは好きな作家。今回もよくできた作品でした。

『・・・だが、物語というのは、そもそも共有するものだろう。そのために物語が存在している。と言ったっていい。それぞれ別の立場にあるわれわれをつないでくれるのが、まさに物語なんだ。そんなふうにして、われわれはお互いを理解しようとする。その理解こそが、わたしの仕事のいちばん大切な部分なんだよ・・・
・・・じゃ、理解しようと努めることさえ許されないというわけか?そうなったら、いったいわたしに何が書ける?さっきの話では、アフメトやプラナフについても書いてはいけないということだったな。それなら、モーリーンやスカイのことも書けない・・・どちらも女性だからね!ラッキーのことも書けない。こいつは犬なんだから!きみの言うことを聞いていたら、結局は自分自身のことしか書けないじゃないか!中年の白人男性作家に殺される中年の白人男性作家の本を、中年の白人男性作家が書きあげる、ってわけだ!』

この本はキープです

2025/8/23(土) ハムフェア2025

新橋からBRTで会場へ アイコム、ヤエス無線、ケンウッド、AOR、Unidenを見て回り 自作品コーナーで皆さんの力作を拝見して唸るばかり 戦利品は今回少な目でした 戦利品 50MHz アンテナカプラー Leader LAC-896    2,000円 FET VOM Trio ...