パーツボックスから10.595MHzの水晶発振子が出てきました。
折角ですので、2逓倍させて21MHzダイレクトコンバージョン受信機として使用できるか試してみたいと思います。
VXOから始めます。
安定度の点で実用的なVXOは、表示周波数の0.5%程度とのことですから、
10.545MHz~10.595MHz → 21.090MHz~21.190MHz
CW用では運用周波数帯から外れ、実用にならなそうですので、基本的にSSB 21.150MHz~21.190MHzとします。まずは、どこまで動くか試してみます。
【主要パーツ】
・10.595MHz水晶発振子
・VXOコイル:7MHz DC受信機で使用した鼓型コア+被せるコアのドラムタイプ(1個35円@日米商事)
・局発出力コイル:10個100円で購入したジャンクのTOKO製10kボビンコイルを、FCZコイル(10S21)のデータを参考に巻き直したもの
・局発用・逓倍用Tr:ローム 2SC1740S-Q。とくに理由はなく、100本400円で購入し不良在庫化していたもの
【実験中】
VXOコイル 30t(約22μH)、C 100pFのとき、10.530MHz(21.060MHz)となりました。10.520MHz(21.040MHz)まで下げられると国内CW用として使えそうですが、深追いせず、21MHz SSB用DC受信機としてサクッと作りたいと思います。
当初、40t(約37μH)で試しましたが、コアをかなり抜いたところでないと発振しなかったため、巻き数(インダクタンス)を40t→36t→30tに減らしていきました。